夏休みの自由研究はお父さんの大活躍!

もうすぐ夏休みが終わろうとしています。

小学生の夏休みといえば、自由研究です。

ある子どもたちは、夏休みが始まったらすぐに宿題にとりかかって、余裕しゃくしゃくで夏休みを過ごしています。けれども一方で、あと数日で夏休みが終わってしまうと焦っている子どもたちも多いと思います。そのような子どもは夏休みの期間、思う存分遊んでいたので、頭のエンジンがかかっておらず、何をどうすればいいのか良いアイデアが思い浮かびません。でも、そんな時こそ、ふだん子どもたちと接することのできないお父さんの出番です。「しっかたないなぁー」とまんざらでもなさそうに子どものために一肌脱いであげるといいですね。

と言っても、お父さんは毎日自由研究をしているわけではありません。すぐにアイデアが浮かんで「これをしよう!」と子どもにアドバイスをかけることも難しいです。そんな時は、ネットで探してみると、簡単に見つかります。

例えば、キッズ@nifty (http://kids.nifty.com/)や、Yahoo!きっず(http://kids.yahoo.co.jp/)などを見てみると、子どもと楽しみながら簡単にできる自由研究の例がいっぱいあります。

自由研究をする際に重要なのは、もちろん有意義な研究(工作?)をすること、ですが、それとともに、自由研究を通して子どもとの時間を共有することではないでしょうか。
普段見ることの少ないお父さんの頑張る姿を目の当たりにすることで、お父さんに対する尊敬が生まれるだけでなく、子ども自身も一生懸命に頑張ろうというモチベーションが生まれます。
決してカッコいい姿ばかりでなくても構いません。時には失敗したり、イライラしたり、間違って釘ではなく手をトンカチで叩いてしまう姿も、子どもにとっては貴重なお父さん像を作り上げる糧となるのです。

残り少ない夏休みの期間、子どもと一緒に頑張ってみませんか?

と言っても、お父さんが子どもの自由研究を全部やってしまったら、元も子もないので、アドバイス程度で・・・

子育てに必要なのは時間か?それとも質か?

お父さん、子どもとの時間はしっかりとっていますか?

少し古い調査の記録ですが、平成17年の「家庭教育に関する国際比較調査」では、父親が平日に子どもと過ごす時間は1日あたり3.1時間という結果が出ています。

一日24時間のうち、睡眠が約6時間、仕事が実質通勤などを含めると12時間、食事が30分x3の1時間半・・・などと考えると、子どもといる時間が3.1時間になってしまうのも無理はありません。

実際、普段忙しく働いているお父さんからしてみると、子どもとの時間はしっかりとってあげたいけれど、現実は難しいという人が多いのではないでしょうか? 僕自身も現在、家族との時間や子どもたちとの時間ほど重要だと分かっていながら、そのために時間を割いてあげられないという現状に四苦八苦しています。

親である以上、子どもとの時間を意識して作ってあげることは言うまでもなく重要なことです。

一方で、最近良く聞かれる言葉があります。それは「子どもとの時間よりも質だ」という意見です。

これは、たとえ3.1時間であっても充実した時間を過ごすことができたらそれで十分ではないかという主張です。言い換えるならば、3.1時間という時間を無駄に使っていたら意味が無いということでしょうか。

この意見はある意味で非常に納得させられるものがあります。私たちは、子どものために週に何時間取っているかなどと考えることはあまりしません。ですから数時間でも父親が意識して子どもとの時間を作ろうと考えることは非常に素晴らしいことです。そして、その時間を子どものために費やすという姿勢は学ばされるものです。

考えてみると、1日に3.1時間という時間は果たして短いか?と思わされます。24時間のうちの3.1時間を子どものため「だけ」に費やすことができたら非常に素晴らしいことです。しかし、ここでの調査はそのようなことを意味しているのではないと思わされます。この時間には、一緒に食事をしている時間、移動時間、テレビをみる時間など、決して子どものためにだけ集中している時間ではないのです。そういう意味で考えると、子どもとの時間の質というのはよくよく意識していかなければならないと思わされます。

以前、ある会社の社長は子どもとの時間を必ず毎週2時間取ることにして、その時間はしっかり子どものために集中するという記事を読みました。会社の社長という役職ですから毎日分刻みのスケジュールで動いている人でしょう。誰かと会うということひとつとっても15分や20分という時間は貴重な時間に違いありません。そのような人が子どものために一週間に2時間という時間を割くということは決して容易なことではないと思います。けれども子どもとの時間の重要性を感じて、忙しい中においても実行し続けるということは、私たちが見習わなければならないことかもしれません。

けれども、子どもを時間と質だけで考えていいのだろうか? という疑問が私の中にあります。もちろん、小学生や中学生になったら時間で考えても良いと思います。子どもの予定、そして親の予定に合わせて有意義な時間を使う必要があります。そしてその時間をどう使うかという質を問うことも重要です。

しかし、もともと子どもは時間に縛られない存在です。赤ちゃんを考えてみてください。赤ちゃんは時間通りにミルクを与えられたとしても(ある親はそのようにしていますし、大変評価できる方法だと思います)、時間通りにおむつを替えて欲しいわけではないのです。疲れたら泣き、お腹が空いたら泣き、眠くなったら泣くのです。
もし、忙しいお父さんが赤ちゃんとの時間を2時間と区切ってその間だけしっかり面倒を見たとしても、果たしてそれで十分でしょうか?

赤ちゃんと小中学生と比較させては極端すぎると思うかもしれませんが、結局は同じことだと思います。
重要なのは、「子どもは常に親に対するニーズ」があるということなのです。

小中学生だって、お父さんと一緒にいたいと思うのです。それ以上に「いる必要がある」のです。

逆にいうと、中学生が「お父さんは嫌・・・」というのは、お父さんがその子との時間を過ごすことのできなかった「結果」でしかないのです。

子どもは父親の背中を見て育つとよくいったものです。父親は子どもにとってのお手本なのです。そのお手本が一週間に2時間だけだったら、子どもはほとんど何も学ぶことはできませんし、一日に3.1時間だとしても、一緒にテレビを見ているだけの時間では子どもはお父さんから何も学ばないのです。

欲張りなことかもしれませんが、子どもにとってはお父さんとの「質の高い、長い時間」が必要なのです。

そのことのために、お父さんはどのようなことができるでしょうか?